【東京】四万六千日とほおずき
jul.2016
四万六千日分の参詣が短縮されるという千日詣りの日だが、毎年お参りしているわたしたちは、一体何日参拝したことになるのだろう。
例年と違うのは、皆で浴衣を新調し、お揃いの出で立ちでほおずき市へ向かったこと。日舞の姉さんたちと一緒に境内に並ぶ店を冷やかしながらほおずきを吟味し(どれも同じように見えて、やはり威勢のいい、いかにも江戸っ子らしい景気の良さそうな店で買いたい)、浅草寺をそぞろ歩いていると浴衣集団が珍しいのか訪日外国人が無遠慮にカメラを向ける。気恥ずかしい反面、こういう文化を残さなきゃと、つい江戸っ子を気取りたくなる(3人とも西日本出身の人間だけど)。
夕食は「もがみや」さん。歌舞伎好きの方には名の知れたお店ですが、ここで6名の女子トークが炸裂。しかし、マエダも負けじと女子トークに参戦したりするのですよ。
素晴らしい友人たちとの千日詣り、これからもずっと続けたいものです。
[文/写真:瀬上昌子]