2016年5月19日更新

いままで出会ったモノをあたらしい価値観で見つめ直そうとはじめた、
amcoの『re_project』活動。
その中からうまれた、オリジナルの房州うちわ『sumizome fan』も、今年で3シーズン目を迎えました。 今回も墨染作家の菊池昌子さんに 染めていただいた麻布を、amcoでデザイントリミングし、うちわ一筋、約70年の伝統工芸士・宇山正男さんに仕立てていただいた、すべてが一点もの。

房州に自生する良質な女竹をつかった房州うちわは、明治のはじめ頃からつくられ 安房郡の一大物産となりました。今では千葉県唯一の国の伝統工芸品として認定され、 四国の丸亀、京都と並んで日本の三大うちわの一つ。
竹の丸みをそのまま活かした丸柄と数十本に割いた骨を立体的に編み上げ作られる骨組みに、 墨一色の濃淡で生み出されるその潔さと、心地よい緊張感をまとった菊池さんのテキスタイルが 組み合わさることで、その繊細な造形美が際立つような気がします。

＊re_project by amco デザイン房州うちわ『sumizome fan』
［うやま工房 宇山正男さん　×　墨染作家 菊池昌子さん　×　amco］
こちらの商品はオンラインショップでもご購入いただけます

水

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