郷映ラボ主催上映会「奄美の泥染め・佐渡の車田植」2本立て
2017年4月8日(土)⓵12時15分~②15時00分 (開場は各回15分前・入替制)
郷映像ラボ主催の今年はじめての上映会を開催いたします。
上映作品
①奄美の泥染め 1989年/31分 鹿児島県大島郡龍郷町・笠利町・名瀬市 制作:民族文化映像研究所
泥染めは 大島紬の別称。特徴は精巧で奥深 い黒色の絣模様と、しなやかさと光沢。
大島紬はいくつも の緻密で繊細な生産工程を経て精密な絣模様に仕上げられる。
防染された絹糸は、田の泥(鉄分)とテーチギ (車 輪梅・タンニン成分)の煮汁で幾度も
染め奥深い黒色の 絣模様になる。 この作品は、製作工程を記録すると共に、地域の風土や歴史、
地域性を超えた人間の資質の奥深いものを少しでも明らかにしようと制作された。
写真 左▲泥染め(どろぞめ) 右上▲締機(しめばた)
泥染め(どろぞめ)と締機(しめばた)は奄美の大島紬にみられる独自の方法。
締機(しめばた)を使った防染の技術に世界が驚愕した。
締機(しめばた)は、経糸の木綿糸が緯糸の絹糸を締めて括る、
この技術開発が精密で緻密な絣模様の生産を可能にした。
②佐渡の車田植 1981年/32分 新潟県佐渡市大字北鵜島 制作:民族文化映像研究所
佐渡の北端、北鵜島の北村家に残る車田植の記録。
稲作の歴史約三千年、日本人は開拓もふくめて営々として稲を作り続け稲に
対する信仰を育んできた。
佐渡の車田植は農耕生活者の気持ちを率直に表現したものである。
映画は正月の前から行われる新しい命の再生を願う松迎えから始まる。
[上映時間] 各回入替制、開場15分前
①12:15〜13:30上映、〜14:30までトーク
②15:00〜16:15上映、〜17:15までトーク
[料金]2,000円+税 (茶菓子付き)
[ご予約] お電話かメールでお申し込みください。
お名前、席数、メ-ルアドレス、当日連絡のつく番号をお知らせ願います。
[申込み・問合せ先]
080-4080-8272 sheli2fenesi@gmail.com(郷映ラボ中川美帆)
050-3344-1399 store@amco-cj.jp (ギャラリー編ム庫)
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主催: 郷土映像ラボラトリー