渡し舟「昭和村のお話会と、からむし布のワークショップ」【予約制】
2017年4月29日(土)❶11時~ ❷14時~ ❸17時~
福島県奥会津にある昭和村で、古来よりつくり続けられている上布の原料、からむし。そこには、人々の営みの一部として脈々と受け継がれてきた文化と、今も変わらない日本の原風景があります。その豊かさに魅せられ、技術を受け継ぐふたりが昭和村の今と、からむしの魅力を語ります。
渡し舟「昭和村のお話会と、からむし布のワークショップ」
2017年4月29日(土)
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◉第1部:お話会とワークショップ[刺し子のコースター]2時間
❶11時~ ❷14時~ 各回定員8名 (開場:各回15分前)
*参加費:3,500円+税(コースター2枚分の材料込/昭和村の素材を使った茶菓子付)
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◉第2部:ゲストトーク[渡し舟 × ゲスト 鞍田崇 氏]1時間
❸17時~ 定員15名 ご予約ありがとうございます(開場:15分前)
*入場料:1,000円+税(ワンドリンク付)
★ワークショップご参加の方:500円+税 ※ワークショップご予約の際に、併せてお申し込みください
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[主催]昭和村の“からむし”と文化を伝える「渡し舟」
[開催場所]ギャラリー編ム庫[東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 アムコビル2階]
[ご予約]お電話かメールでお申し込みください。
050-3344-1399 store@amco-cj.jp
◉第1部:お話会とワークショップ(1時間 + 1時間):
福島県奥会津地方にある昭和村では、上質な麻織物の原料として知られる“からむし”を栽培し、糸をつくり、手織りする、布づくりすべての工程を今も昔と変わることのない手作業で行っています。そこには、日本の原風景と脈々と受け継がれてきた文化がありました。どんな風景のなかで、人々はその素材を育み、布を織っているのか。その豊かさに魅せられて技術を受け継ぎ、昭和村で暮らす女性二人が、美しい風景写真とともに“からむし”をとりまく村の暮らしとその魅力をお話しします。
雪深い奥会津の昭和村で受け継がれてきた、手績み・手織りの“からむし”の布には、大量生産品の布地にはない、味わい深く力強い魅力があふれています。織り上げられたからむし布に、ひと針ひと針刺し子をして、世の中にひとつだけの「からむしのコースター」づくりをするワークショップです。(普段裁縫をされない方でもできる裁縫です)
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◉第2部:ゲストトーク(1時間):
昭和村でのフィールドワークを数年にわたって取り組んでいる哲学者、鞍田崇氏をゲストにお招きして開催するトークイベントでは、“からむし”をとりまく昭和村の暮らし、今とこれからについて、渡し舟のおふたりが村のなかからの視座と、外から密接に関わる哲学者としての視座で、トークを交わします。
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*プロフィール:
◎渡し舟 渡辺悦子:東京で土木設計コンサルタントの会社勤務後、2001年昭和村からむし織体験生として昭和村へ移住。以来、からむし栽培、制作活動を軸に昭和村で生活を送る(1児の母)。/舟木由貴子:大学でテキスタイルデザインを専攻、会社にてカラーデザインの業務に携わる。2003年に昭和村からむし織体験生として昭和村へ移住。以来、からむしと関わりながら昭和村で生活を送っている(3児の母)。
◎ゲスト 鞍田崇:哲学者、明治大学理工学部専任准教授 1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。総合地球環境学研究所(地球研)を経て、現職。日常と感性をキーワードに、建築や工芸、デザイン・アートなど多様な分野から哲学研究に取り組む。植物にまつわるさまざまな取り組みと、そこに潜む問題と意味を考える実験工房「アトリエミショー」主宰。著書に『「生活工芸」の時代』(共著、新潮社)、『道具の足跡』(共著、アノニマ・スタジオ)、『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(編著、フィルムアート社)『民藝のインティマシー―「いとおしさ」をデザインする』(明治大学リバティブックス)。