郷映ラボ 上映会「暮らしの手仕事・織りと祈り ~からむし・麻/越前和紙」
2016年5月21日(土)
***郷土映像ラボラトリー5月上映会のお知らせ***
特集 「暮らしの手仕事・織りと祈り ~からむし・麻/越前和紙」
暮らしの中で続けられてきた手仕事。
糸や布は植物の命を活かすため気の遠くなる工程を経て出来上がります。貴重な現金収入源であるとはいえ、暮らしの中で、どうしてそこまで丁寧な手数をかけた仕事が続けられてきたのでしょう。
暮らしの手仕事「織りと祈り」をテーマに「からむし・麻・越前和紙」にまつわる2作品の上映とゲストを迎えてのトークも。近年、麻の有効活用化に加速している世界の動きをお聞きしましょう。
2016年5月21日(土)※一部、二部の2回上映。(上映作品が違います)
◉一部
12:30開場
13:00~上映「からむしと麻」「神と紙 その郷のまつり -福井県今立町五箇- 」
15:30 ゲストを囲みトークタイム
(二部の方もご参加いただけます)
◉二部
17:00 「からむしと麻」のみ上映
18:00 閉会
[参加費] 一部2,000 円+税(お茶付き)/二部1,500 円+税(お茶付き)
==========================
*** 作品紹介 ***
①「からむしと麻」
1988年/55分/福島県大沼郡昭和村大芦・大岐 制作:民族文化映像研究所
第二次大戦後、それらは急速に日本中から消えていった。からむしと麻。衣料材料のカラムシ。
『魏志倭人伝』に苧麻(ちょま)の名で記されているほど古くから利用されており、
麻も生活の場や神事で同じように古くから利用されてきた。福島県昭和村はこのカラムシと麻の数少ない生産地。
過疎化にある中、村人はどのような気持ちで続けてきたのかを含め、技術の全容を明らかにしたいと記録された作品。
②「神と紙 その郷のまつり -福井県今立町五箇- 」
1992年製作/56分福井県今立町五箇 企画:紙祖神岡太神社・大滝神社重要文化財指定記念事業実行委員会 制作:民族文化映像研究所
越前和紙の郷、福井県今立町五箇。歴史の古い紙漉きの地域で、紙漉きは川上御前という女性神が伝えたという伝承がある。
岡太(おかもと)神社と大滝神社では、この紙の祖の神様にあたる川上御前が祀られ遠い飛鳥時代より人々に守られてきた。
1992年春の大祭は、社殿の修復工事完成を記念した大事業となった。そして江戸時代末まで続いた神仏習合時代の
幾つかの行事が復活した。この例年にないほどの大行事となった春の例大祭と、五箇の人々の姿を追った記録。
[ご予約] お電話かメールでお申し込みください。
お名前、席数、参加時間、メルアドレス、当日連絡のつく番号をお知らせ願います。
050-3344-1399 store@amco-cj.jp (ギャラリーアムコ)
080-4080-8272 e-mail sheli2fenesi@gmail.com(郷土映像ラボラトリー:担当中川美帆)
◇ 主催:郷土映像ラボラトリー