渡し舟「原材料の栽培からはじまる布づくり」お話会とワークショップ
2016年3月4日(金)、5日(土)
福島県奥会津にある昭和村で
古来よりつくり続けられている上布の原料、からむし。
そこには、人々の営みの一部として
脈々と受け継がれてきた文化と
今も変わらない日本の原風景があります。
その豊かさに魅せられ、技術を受け継ぐ二人が
昭和村の今と、からむしの魅力を語ります。
2016年3月4日(金)、5日(土)
❶13時~ ❷16時~ 各回定員8名
(お話会1時間、ワークショップ1時間)
追加開催決定: 5日(土)10時~
*主催:昭和村の“からむし”と文化を伝える「渡し舟」
*開催場所:ギャラリー編ム庫[東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 アムコビル2階]
*参加費:3,000円(税込/ワークショップの材料込み/昭和村の素材を使った茶菓子付き)
*お話会(1時間):
福島県奥会津地方にある昭和村では、上質な麻織物の原料として知られる“からむし”を栽培し、
糸をつくり、手織りする、布づくりすべての工程を今も昔と変わることのない手作業で行っています。
そこには、日本の原風景と脈々と受け継がれてきた文化がありました。どんな風景のなかで、
人々はその素材を育み、布を織っているのか。その豊かさに魅せられて技術を受け継ぎ、
昭和村で暮らす女性二人が、美しい風景写真とともに“からむし”をとりまく村の暮らしとその魅力をお話しします。
*ワークショップ(1時間):
雪深い奥会津の昭和村で受け継がれてきた、手績み・手織りの“からむし”の布には、
大量生産品の布地にはない、味わい深く力強い魅力があふれています。
織り上げられたからむし布を縫い合わせて、世界にひとつだけの
「からむしのティシューケース」づくりをするワークショップです。
(普段裁縫をされない方でもできる簡単な裁縫です)
*プロフィール:
渡し舟
渡辺悦子:東京で土木設計コンサルタントの会社勤務後、
2001年昭和村からむし織体験生として昭和村へ移住。以来、からむし栽培、
制作活動を軸に昭和村で生活を送る(1児の母)。
舟木由貴子:大学でテキスタイルデザインを専攻、会社にてカラーデザインの業務に携わる。
2003年に昭和村からむし織体験生として昭和村へ移住。
以来、からむしと関わりながら昭和村で生活を送っている(3児の母)。